あの日、娘が言った
「まま、ハムスター飼っていい?」
え、 ハムスター、、、、、、、って
「あのネズミみたいなやつ?」
「どこがネズミなん」
当時 娘は小学校高学年。
「ちゃんとお世話するから」
、、、こんなこと言ってるけど、我が娘、 金魚が飼いたいと言い、飼い始めれば世話もせず、結局私が水を替え、餌をあげている始末。
イマイチ信用出来ずにいたら、
娘、
おばあちゃんを味方につけた。
渋々 娘を連れてペットショップへ行く。
店に入った途端、たくさんのハムスターの子どもがケースの中で待機している( ºロº)
娘の瞳が明らかにキラキラだ( ⊙᎑⊙ )
決めたのはジャンガリアンハムスター。
値段は当時1000円ほどだった。
高くはない。
高いのはその他だ💦💦
ハムスター用ゲージ8000円
ごはん数種類🍚
砂遊び 兼 トイレ用 砂と、そのケース
ハムスターの寝るためのお家🏠
床材
結構な出費💸💸
しかし、喜んでいる娘の顔を見たら、
「 まぁ、いっか 」
、、、親バカである。
名前は
ハム太
生後1ヶ月半。
書店で “ ハムスターの飼い方 ”という本を購入し、調べながら一緒に暮らしていく。
娘は楽しそうだった。
相手は生きものだから、お世話も
“あとで” が通用しないことも知った。
片手の平に乗れるほど小さいハム太。
頬ずりするほど可愛がっていた。
生後半年の頃になるとドライフルーツや、 生の人参、小松菜、豆苗の葉など、ハム太の健康に良さげな食べ物を与えた。
ハムスター用のチュールがあるのにはびっくり ( °-°)
1年半が過ぎた頃、ハム太がお腹をこわし、 何度か病院に連れて行った。
もう、人間で言うなら初老ぐらいの年齢だろう。
歩き方も変わってきた。
骨格も丸まってきた。
ハムスターの寿命は2~3年らしい。
娘が心配性になった。
私もなんだか心配性になった。
もうすぐハム太の2歳の誕生日が来る。
誕生日の直前に
天国へ行ってしまった。
冷たくなったハム太を両手で包み
泣きながら頬ずりする娘。
娘にとって、愛情を持った相手との初めての永遠の別れだった。
庭のサザンカの木下にハム太のお墓を作った。
花と、好きなひまわりのタネもお供えした。
それからは寂しそうな娘の姿、、、。
命の尊さを知った。
そんな娘は今は高校生。
今、
インコ 1羽 🐥⸒⸒
文鳥 2羽 🐦🐦
、、、と 暮らしている。
今日もお読み下さり
ありがとうございます(˶◜ᵕ◝˶)